
★こちらは旧サイトで掲載しておりました過去のブログです。
2012年の記事を元に、現在、該当しない部分はカット、また、新しい情報を加筆するなど再構成しました。
随分前のことになりますが、お客様から安全なスタイリング剤について、ご質問をいただいたことがありました。
当時、私は砂糖水を使っていましたが、100%満足していたわけではなく、柴田先生からは、頭に虫がつくんじゃない?って言われていました。(笑)
お尋ねのお客様は、「ハチミツ」をお使いだったそうです。
みなさん色々工夫しますよね~。
それで、砂糖水もですけれども、「寒天」もスタイリング剤になるらしいことをお伝えしたのですね。
(私は寒天でやってみたけれどダメでした。)
すると、お客様はちょうど溶かしやすい粉末のコラーゲン(ゼラチンのこと)があったので、手のひらでお湯で伸ばして使ってみたそうなのです。
すると・・・
“結果、もうばっちり!!!です。
べたべたしないし、伸ばしてぬるだけでしっかりセットできるので今の私のスタイルにとっては完璧です。
耳掻きいっぱいぐらいの少量で伸ばして使ったらこの効果だったので、うれしくてたまりません。”
とのメールをいただいたのでした。(^o^)
(たしか、お客様はひっつめ髪のようにアップになさっていたとか)
わ、良さそう!と早速、やってみたところ、私も感激~!
当時、リンスなしで良くなっていましたが、髪がサラサラしすぎて、両サイドを少し流したり、トップをちょっと立ち上げたり、髪が落ちてこないようにするものがほしかったのです。
成分はコラーゲンですから、髪にもいいですし、ツヤも出ますよ。
スーパーやコンビニで売られている、粉末もしくは顆粒の冷蔵庫で冷やして固めて食べるゼリーの素、「ゼラチンパウダー」なら安くていいですね。
(私は数年前から、森永製菓の「クックゼラチン」を使っています^^)
ゼラチンパウダーをお湯で溶かしたものを作り、冷ました後、それをスタイリング剤として使いましょう。
❤ 作り方をご紹介 ❤
私は髪に毎日使用しますため、まとめて多めに作っています。
グラスなどに、ゼラチンパウダー 2g(小さじ1杯)を入れ、そこに、お湯を80cc位加えて溶かし、冷ましてから使います。
髪を立ち上げたり、流れをつけたり、セットしたいところに、溶かした液体を付けます。
乾くと、髪が固まります。
ドライヤーで乾かすと早いですよ。
上記のお湯の量やゼラチンパウダーの量を増減すると、固まり具合を変えることができます。
また、上記は目安ですので、お好みの硬さに調節なさって下さいね。
このゼラチンパウダーの良い所は、後からでも水で濡らすと、簡単にセットしなおすことができる点です。
セットが緩んできましたら、付け直すこともできます。
★ただし、あまり固めに作りすぎると〔ゼラチンパウダーの量が多いと〕、髪につけて乾いた時に白く粉が出ることがあります。
それでもし、白く粉が出たとしても、水で濡らすとなくなりますよ。
(ホント、便利!)
★セラチンパウダーは食べ物ですので、冷蔵庫で保存してくださいね。
(気温の高い間は特にご注意ください)

私の場合は、グラスにまとめて作ったものを写真のような小さな容器に小分けして使っています。
冷蔵庫から出して電子レンジでチンします。(200Wで30秒)
以前、50代の男性のお客様に、このゼラチンパウダーのスタイリング剤をご紹介したところ、とても気に入られたご様子で、仕事の後に、大事な用がある時でも、簡単にセットしなおすことができて、とても便利だと仰っていました。
安心なスタイリング剤として、相当な優れものです。
ゼラチンパウダーとお湯さえあれば、どこでも作れるのもいいですね。(*^^)v
☆因みに・・・
ホームページでもご紹介していますが、美杏香のハンド&ボディクリームも軽いスタイリング剤として使えます。
お客様からいただいたお声をご紹介しますね。
「最近、髪をセットするために使っているヘアースプレーやワックスが、嫌だな~と思っていたので、ハンド&ボディクリームを手に付けて髪をクシュクシュと摘むと軽いワックスのようになることに気づき、すごく気に入ってます。市販の整髪料をやめました。髪が呼吸してるような感じです。」
そのお客様より、ゼラチンパウダーご使用後のお声もいただきました(*^^*)
「髪のセットに、ゼラチンをオススメされてたので、作ってみました。ハンドアンドボディクリームよりも、セット力が増して、とっても好きです。いいですね。」
はい、ゼラチンパウダーを溶かしたものは、濃度にもよりますが、ホールド力があるので、髪を少し立ち上げたり、アップにした髪をほつれないようにしたりなど、しっかり固めることができます。
逆に、固めたくない場合は、ハンド&ボディクリームを使うと、柔らかさを残しつつ、髪が数本顔に掛かるのを防いだり、
少量の毛束を作るといったことができます。
それぞれ使い分けるのもいいですし、お好みで混ぜて使うのもアリ、ですね😊。