~ 今日のQ&A ~ 『 男性の乾燥肌対策について 』

Q:主人(50代)の乾燥肌についてお尋ねします。 この冬あたりから、体のあちこちが痒いといっています。 寝ている間にかいてしまい、赤くなったり傷になったりしています。 一応、皮膚科を受診しましたが、大きな病気はなく塗り薬の処方だけでした。 当然、塗り続けないとまた乾燥します。
美杏香さんの製品でお勧めのものをお教えください。
できれば、めんどうなく続けられるものを。(一部省略させていただきました)
A:痒いのは辛いですね...。
病気ではなく、乾燥肌の痒みということであれば、美杏香としては、皮膚内に蓄積された要らないものを出そうとしていると考えています。
改善方法をカンタンに申しますと、今後、皮膚内に異物となるものを追加させないで、少しずつでも要らないものを取り除きつつ、皮膚をしっかり保湿していくこと、になりますね。
現在の状況を詳しくお知らせいただき、ありがとうございます!
体を洗っていらっしゃるものですが、詳細が分かりかねましたので、 2パターンご用意しました。
◎固形石鹸をご使用の場合。
固形石鹸も界面活性剤の一種で、皮膚に浸透する性質を持っています。
洗面器等に「せっけんカス」が付着しますが、皮膚のほうにも微量ながら、入り込むと考えられるのですね。
せっかく、浴用ハーミットで入浴されていますので、固形石鹸を使うことで、異物を出すことが相殺されてしまわないように、ぜひ、美杏香ボディーシャンプーで洗っていただきたいです。
◎美杏香ボディーシャンプーをご使用の場合。
美杏香のボディシャンプーをお使いでしたら、
あとは、根気よくケアしていくことになりますね。
できるだけ、めんどうなく続けられる方法を以下に、2つご提案してみました。
1) ハンド&ボディクリームをプラスする。
BDローションを気に入っていただき、嬉しいです!
お風呂上りや朝の身支度の際、体の乾燥している部分、痒みがある部分に BDローションを塗っていただき、その上から、ハンド&ボディクリームを塗ります。
私とお客様方の体験から、ハンド&ボディクリームも痒みにも有効です。
掻くと傷を作ることになり、改善も遅くなりますので、とにかく、掻かないことが大事なのですが、痒みほど、たまらないものもないですね。
2) スースー水(メントール配合ローション)を使う。
BDローションの上から、ハンド&ボディクリームを塗ってもなお、 痒みが止まらない場合は、スースー水を使う方法があります。
スースー水はメントール配合で、スーッとする清涼感で、痒みをしのぎます。
ただし、スースー水も安定剤を不使用のため、気温が低い間は、精油であるメントールが固まってしまい、痒い時すぐに使えるよう、工夫が必要になってきます。
例えば、小分けしたものを常に温かいところに置いておく、体温が伝わる衣服のポケットに入れておく固まった時は、ポットのお湯で湯煎したり、電子レンジでチンするなど、少々手を取りますね。
この点が、ご面倒かとおもっています。 それを除けば、スーッとする清涼感で痒みがだいぶ楽になります。
また、清涼感もかなりありますので、水(精製水が望ましいです)で2~3倍ほどに薄めて使えば、長持ちいたします。
★ 一つ、注意点としまして、皮膚を掻き毟って傷になっている部分は、
メントールが強烈に沁みます。
もし、傷になっている部分にスースー水を付ける場合は、 手の平にハンド&ボディクリームを出し、そこに薄めたスースー水を数滴加えます。
ハンド&ボディクリームにスースー水を混ぜることで、傷に沁みなくなります。
また、ハンド&ボディクリームに混ぜて使うことで、スースー水の清涼感が持続するという利点もあります。
★寝ている間の痒みにつきましては、雪華美人を塗る方法もあります。
手荒れや脂漏性皮膚炎の痒みで、夜眠れなかったり、 寝ている間に掻きむしっていた方は、お手入れの最後、患部に雪華美人を塗って おくと、ぐっすり眠れてよかったとお声をいただきます。
ご面倒なく続けられる方法としましては、ハンド&ボディクリームやスースー水、 または雪華美人を使うことなのですが。
本当は、痒い部分、乾燥して白くカサカサしている部分を5cm幅の透明テープで取り除いたほうが痒みもおさまり、改善が早いです。 しかし、テープを使うのは、大変かもしれないですね。
そこで、最後に、もうひとつご提案です。
和紡布をご存じでしょうか。
◆益久染織研究所 ネットストア http://www.mashisa.com/
手つむぎの木綿で作られた布で、種類は様々ありまして、身体を洗うタオルやボディミトンもあります。
石けんや洗剤なしでも洗えて、アトピーなど肌の弱い方でもお使いいただけます。
私はボディミトンのほうを使用していて、 (クレンジングゼリーと美杏香ボディーシャンプーを付けて洗います) よくある麻や綿のタオルは濡らすとクタッとしますが、 この和紡布は、肌に優しいのにちゃんと洗った感じがします。
痒いというのは、そこにある何か要らないものを出そうとして 神経を刺激するためだと実感しています。
透明テープを使うのは面倒ですけれども、毎日の入浴タイムで、肌に優しい和紡布で洗う
ことで、皮膚から出ようとしているものを洗い落とせればと思い、
ご紹介させていただきました。
追記:
因みに、私は天然のボディ用海綿も好きです。 柔らかいのに、しっかり洗ってくれます。 また、浴室にポンと置いてもサマになるのが嬉しいところです(笑)
スポンジのように穴ぼこが沢山なので、美杏香ボディーシャンプーは少量でよく泡立ち、 すすぎもカンタンです。
和紡布と比べた場合、和紡布のほうがよりスッキリ洗い上げる感じです。 ただ、何度もすすぎますので、
早く入浴を済ませたい時は海綿にするなど使い分けています。